ネット生保やオリックス生命より安い保険
前回の記事で、オリックス生命の「ネット専用定期保険Bridge[ブリッジ]」を紹介しました。保険料がネット生保より安くなる場合があり個人にとっては嬉しいニュースでしたが、実はもう一つ4月から「ネット生保より安い保険」が”密かに”購入できるようになりました。
それは「メットライフアリコ(旧:アリコジャパン)」の「スーパー割引定期保険」です。
この商品は以前からありましたが、保険金額2,000万以上しか契約できなかったため、自由度の低い商品でした。それがこの4月から「500万円~1,900万円」500万円と1000万円の金額でも契約できるようになり(4/15訂正)、条件によってはネット生保2社やオリックス生命よりもかなり安く契約できるようになりました。
安くなる条件とは「非喫煙&健康優良体」の方です。要するに、タバコを吸わず、保険会社が定める健康体基準を満たす”選ばれし人(=亡くなる確率が低いと判断された人)”のみが加入できます。(アリコでは「ファーストクラス」と呼ぶらしい…)
【男性】死亡保険金1,000万円、10年定期の月額保険料
【女性】死亡保険金1,000万円、10年定期の月額保険料
オリックス生命と比較しても20%以上安くなるパターンもあるので、タバコを吸わず健康に自信がある方は検討の余地は十分あると思います。(保障プランを見ると、500万、1000万、2000万、3000万コースしか書かれていませんが、実際には500万円から100万円単位で申し込みができて、契約後も100万円単位で減額の見直しもできるようです。2000万円未満は500万円と1000万円の契約しかできないため、かなり限られた使い方になります。※4/15訂正)
さらにこの商品の難点は、コンサルタントの皮をかぶったセールスマンの訪問を受けないと加入できないことです。「非喫煙」を証明するためには「コチニン検査」を対面で受ける必要があるためです。検査は仕方ないとしても、セールスマンから「この商品はどうですか?」と余計な勧誘をされるリスクがあります。加入を考える方は「不必要な商品を買わない固い決意」が必要になりそうです。
とはいえ、オリックス生命やメットライフアリコの激安商品のように、選択肢が増えることは個人にとっては歓迎すべきことです。生命保険のネット販売が今後も増えることが報じられていますし、ネット生保2社の誕生を契機に流れが変わった印象を受けるので、これからも期待したいと思います。
それは「メットライフアリコ(旧:アリコジャパン)」の「スーパー割引定期保険」です。
この商品は以前からありましたが、保険金額2,000万以上しか契約できなかったため、自由度の低い商品でした。それがこの4月から
安くなる条件とは「非喫煙&健康優良体」の方です。要するに、タバコを吸わず、保険会社が定める健康体基準を満たす”選ばれし人(=亡くなる確率が低いと判断された人)”のみが加入できます。(アリコでは「ファーストクラス」と呼ぶらしい…)
ネクスティア | ライフネット | オリックス | アリコ 非喫煙優良体 | |
20歳 | 1,310円 | 1,092円 | 1,104円 | 1,220円 |
30歳 | 1,530円 | 1,328円 | 1,310円 | 1,140円 |
40歳 | 2,690円 | 2,580円 | 2,414円 | 1,800円 |
50歳 | 5,620円 | 5,898円 | 5,297円 | 3,860円 |
60歳 | 12,690円 | 11,691円 | 9,790円 |
【女性】死亡保険金1,000万円、10年定期の月額保険料
ネクスティア | ライフネット | オリックス | アリコ 非喫煙優良体 | |
20歳 | 880円 | 618円 | 684円 | 860円 |
30歳 | 1,190円 | 948円 | 970円 | 1,060円 |
40歳 | 1,870円 | 1,676円 | 1,607円 | 1,560円 |
50歳 | 3,210円 | 3,178円 | 2,909円 | 2,630円 |
60歳 | 5,780円 | 5,288円 | 4,920円 |
オリックス生命と比較しても20%以上安くなるパターンもあるので、タバコを吸わず健康に自信がある方は検討の余地は十分あると思います。(保障プランを見ると、500万、1000万、2000万、3000万コースしか書かれていませんが、
さらにこの商品の難点は、コンサルタントの皮をかぶったセールスマンの訪問を受けないと加入できないことです。「非喫煙」を証明するためには「コチニン検査」を対面で受ける必要があるためです。検査は仕方ないとしても、セールスマンから「この商品はどうですか?」と余計な勧誘をされるリスクがあります。加入を考える方は「不必要な商品を買わない固い決意」が必要になりそうです。
とはいえ、オリックス生命やメットライフアリコの激安商品のように、選択肢が増えることは個人にとっては歓迎すべきことです。生命保険のネット販売が今後も増えることが報じられていますし、ネット生保2社の誕生を契機に流れが変わった印象を受けるので、これからも期待したいと思います。