すべらないゴーヤの育て方 (2)
前回は「ゴーヤの育て方 ~準備編~」でした。今回は「育て方編」を紹介します。2011年の関東の夏は”節電”がテーマ、「緑のカーテン」は遮光効果があるので今年の夏は特にオススメです。(手間のかからない”すだれ”でも効果はありそうです。)
なお「育て方」は下記の二つのサイトは参考になりました。ただ、どれも方法が微妙に異なりますが、ゴーヤは強い品種なのでアバウトでもOKです。私の方法も含めて、あくまで参考にしてください。
育てるのに難しい作業はありません。以下の繰り返しです。
ということで、「去年の観察記録」を紹介します。
■苗を植える
■(苗を植えてから)1週間経過
■3週間経過
■5週間経過
・気温も上がってきて、成長に拍車がかかる時期。
・万年嫁不足のゴーヤ村にも、雌花が咲き始める(雌花は咲きづらい)。



やっぱり「ゴーヤチャンプル」でしょう!(参考:ゴーヤチャンプルの作り方)
■9週間経過


(完熟ゴーヤの種が赤くて甘いのは、動物に食べさせて遠くに運ばせるゴーヤの策略だと思う。ちなみに黄色くなった実も食べられるが、あまり苦くはない。)
■朝顔も同居させてみる
余った土を使って朝顔(別の鉢)を、同じネットで育てるのも楽しいです。緑のカーテンのボリュームが増し、花の彩りも足されます。

■カーテンの撤収
ということで、ただの「園芸日記」になってしまいましたが、もしどなたかの参考になれば幸いです。
なお「育て方」は下記の二つのサイトは参考になりました。ただ、どれも方法が微妙に異なりますが、ゴーヤは強い品種なのでアバウトでもOKです。私の方法も含めて、あくまで参考にしてください。
- にがうり倶楽部: にがうりを育ててみよう!
- 徳島大学田村隆雄さんの資料: みどりのカーテン(ゴーヤ)の育て方(PDF)
育てるのに難しい作業はありません。以下の繰り返しです。
- 土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげる
- ツルを横や斜めに誘導してまんべんなく葉が茂るようにする
- 雌花を見つけたら授粉する(朝がオススメ)
- (受粉した後)週1で液肥をあげる
- 実の緑色が薄くなり始め、成長が止まったら収穫する
ということで、「去年の観察記録」を紹介します。
■苗を植える
- 「野菜用の土」を買って来て、肥料を混ぜ込む。
- 土の量は成育を左右するため、プランターはできるだけ深い物を。
- 苗は、茎が太く葉が大きい”がっしり”したものを選ぶ。
※異なる品種の苗を育てるのもアリ。ゴーヤの違いも楽しめるし、リスク分散にもなる。
※苗は5月中旬以降は流通量が少なくなるので注意
■(苗を植えてから)1週間経過
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- ・葉っぱが6枚~8枚になったら、ツルの先っぽを切る(摘心)。親ヅルの脇から子ヅルが生えてくる。
- ・参考: 摘心の方法 (にがうり倶楽部)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~bird-st/chui/index.html#04
■3週間経過
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- ・「親ヅル」を切ってから「子ヅル」が何本も生えてくる。弱々しい「子ヅル」は少し切る。
- ・葉が均一のカーテンを作るために、真上よりも「横・斜め」にツルを誘導する。誘引はツルを絡ませたり、ビニールヒモを使ったり。
■5週間経過
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・気温も上がってきて、成長に拍車がかかる時期。
・万年嫁不足のゴーヤ村にも、雌花が咲き始める(雌花は咲きづらい)。

- 雌花は朝~半日しか咲かないため、授粉のチャンスは一回きり(朝がオススメ)。雌花のつぼみを見つけたら数日前から目をつけといて、咲いたら雄花をもぎ取って、めしべに花粉をつける。
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- 緑のカーテンも7割完成。
- 2週間前に授粉したゴーヤ第一号の収穫が始まる時期。夜に水をたっぷりあげて「朝摘み」するのが良い感じ。
- 参考: 収穫時期の見分け方(にがうり倶楽部)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~bird-st/chui/index.html#02

やっぱり「ゴーヤチャンプル」でしょう!(参考:ゴーヤチャンプルの作り方)
■9週間経過
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- 緑のカーテンが完成。緑のある生活は穏やかな気持ちになる。
- ゴーヤも量産体制に入るため、ゴーヤチャンプルに飽き始める。食べきれなければ”朝摘み”を人にあげたり、収穫しないで完熟した種↓を翌年用にするのもアリ。薄く切って天日に干すと長期間保存できる。
- 注意:”プランターで育てるゴーヤ”の生産能力には限界があって、ひとつの苗から大きいゴーヤが取れるのは2~4本。それ以降は小さいものしか収穫できない場合も。
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(完熟ゴーヤの種が赤くて甘いのは、動物に食べさせて遠くに運ばせるゴーヤの策略だと思う。ちなみに黄色くなった実も食べられるが、あまり苦くはない。)
■朝顔も同居させてみる
余った土を使って朝顔(別の鉢)を、同じネットで育てるのも楽しいです。緑のカーテンのボリュームが増し、花の彩りも足されます。
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■カーテンの撤収
- 秋が近づくと、下の葉から黄色くなり徐々に枯れていく(別れの季節)。
- ゴーヤの撤収は、茎の根元から切って1週間放置する。すると茎や葉が枯れて撤収作業が楽になる。
ということで、ただの「園芸日記」になってしまいましたが、もしどなたかの参考になれば幸いです。