サクサク積立<計画編②> ~エクセルで計算してみる~
前回は、「お金の地図」についてお話しましたが、あの説明だけでは
自分が毎月いくら積み立てして、何%で運用すると、何十年後にいくらになるのか?
よくわからなかったと思います。
ということで、私が以前「お金の地図」を書いた時に作った表を紹介します。
自分が毎月いくら積み立てして、何%で運用すると、何十年後にいくらになるのか?
よくわからなかったと思います。
ということで、私が以前「お金の地図」を書いた時に作った表を紹介します。
以下は、「毎月3万、ボーナス月10万」を積み立て、複利で運用した場合の合計金額です。
毎月積立額: 3万円
ボーナス月 :10万円
どうでしょうか?月3万、ボーナス月10万、3.0%の利回りでも、30年でけっこうたまりませんか?
さらに、月5万/ボーナス月15万だと以下のようになります。
毎月積立額: 5万円
ボーナス月 :15万円
利回りが1.0%でも、30年続ければ約3000万が貯まります。
ほとんどリスクを取りたくない人で、積立3000万+退職金がそれなりに見込める人は
もしかしたら、これでも良いのかもしれません。
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ちなみに、上記表は、↓のエクセルファイルで計算しました。
積立と複利計算のエクセルファイル
「今の貯蓄額」や「積立額」など数字を変更して、遊んでみてください。
「利回り」や「期間」の数字を変えることもできます。
(何か間違っている所があれば、ご指摘ください。)
ただし、今の時代「2%~4%」でもノーリスクで運用出来る商品はありませんので、
上記の「利回り」はあくまで目安とお考えください。
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現在、私が実践しているのは・・・
25年後(60歳)くらいにハッピーリタイヤできるように、
今の自分が許容できるリスクをとって、
「3%~4%」の利回りを目指しながら、
毎月無理のない積立額でサクサク積み立てて行く
ただ、それだけです。
そして、10年後、20年後に、自分の「お金の地図」を見直して
予定より、増えていれば
積立額を減らす、リスク資産の割合を減らす、リタイヤする時期を早める
予定より、少なければ
積立額を増やす、リタイヤする時期を遅める、老後は節約して暮らすことを覚悟する
などを考えています。
見直す度に「将来足りないのでは?」ということがわかっても
無理にリスク資産の割合を増やして、高いリターンを目指すつもりはありません。
一番まずいのは、「毎月○万円」で「6%くらいの利回り」を狙っていかないと間に合わない。
と焦って、金融機関などの”煽りトーク”に乗せらることだと思います。
(新興国債券、好配当を謳う投資信託など・・・)
若い人は、金融資産の損を働いて取り返せますが、
年配の方は、働いて取り返す時間が少なくなっていくので、特にご注意ください。
リスク資産の取り入れ方については、実践している方法をこれから徐々に書いていきたいと思います。
毎月積立額: 3万円
ボーナス月 :10万円
期間 | |||||||
5 年 | 10 年 | 15 年 | 20 年 | 25 年 | 30 年 | ||
利 回 り | 0.0 % | 280万円 | 560万円 | 840万円 | 1,120万円 | 1,400万円 | 1,680万円 |
1.0 % | 287万円 | 589万円 | 907万円 | 1,241万円 | 1,591万円 | 1,960万円 | |
2.0 % | 295万円 | 621万円 | 980万円 | 1,377万円 | 1,816万円 | 2,300万円 | |
3.0 % | 303万円 | 654万円 | 1,061万円 | 1,532万円 | 2,079万円 | 2,713万円 | |
4.0 % | 311万円 | 689万円 | 1,149万円 | 1,708万円 | 2,389万円 | 3,218万円 | |
5.0 % | 319万円 | 726万円 | 1,245万円 | 1,908万円 | 2,755万円 | 3,834万円 | |
6.0 % | 327万円 | 765万円 | 1,351万円 | 2,136万円 | 3,185万円 | 4,590万円 |
どうでしょうか?月3万、ボーナス月10万、3.0%の利回りでも、30年でけっこうたまりませんか?
さらに、月5万/ボーナス月15万だと以下のようになります。
毎月積立額: 5万円
ボーナス月 :15万円
期間 | |||||||
5 年 | 10 年 | 15 年 | 20 年 | 25 年 | 30 年 | ||
利 回 り | 0.0 % | 450万円 | 900万円 | 1,350万円 | 1,800万円 | 2,250万円 | 2,700万円 |
1.0 % | 462万円 | 947万円 | 1,458万円 | 1,994万円 | 2,557万円 | 3,150万円 | |
2.0 % | 474万円 | 997万円 | 1,575万円 | 2,213万円 | 2,918万円 | 3,696万円 | |
3.0 % | 487万円 | 1,051万円 | 1,704万円 | 2,463万円 | 3,341万円 | 4,360万円 | |
4.0 % | 499万円 | 1,107万円 | 1,846万円 | 2,745万円 | 3,839万円 | 5,170万円 | |
5.0 % | 512万円 | 1,166万円 | 2,001万円 | 3,066万円 | 4,426万円 | 6,161万円 | |
6.0 % | 526万円 | 1,229万円 | 2,171万円 | 3,431万円 | 5,118万円 | 7,374万円 |
利回りが1.0%でも、30年続ければ約3000万が貯まります。
ほとんどリスクを取りたくない人で、積立3000万+退職金がそれなりに見込める人は
もしかしたら、これでも良いのかもしれません。
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ちなみに、上記表は、↓のエクセルファイルで計算しました。
積立と複利計算のエクセルファイル

「今の貯蓄額」や「積立額」など数字を変更して、遊んでみてください。
「利回り」や「期間」の数字を変えることもできます。
(何か間違っている所があれば、ご指摘ください。)
ただし、今の時代「2%~4%」でもノーリスクで運用出来る商品はありませんので、
上記の「利回り」はあくまで目安とお考えください。
----------
現在、私が実践しているのは・・・
25年後(60歳)くらいにハッピーリタイヤできるように、
今の自分が許容できるリスクをとって、
「3%~4%」の利回りを目指しながら、
毎月無理のない積立額でサクサク積み立てて行く
ただ、それだけです。
そして、10年後、20年後に、自分の「お金の地図」を見直して
予定より、増えていれば
積立額を減らす、リスク資産の割合を減らす、リタイヤする時期を早める
予定より、少なければ
積立額を増やす、リタイヤする時期を遅める、老後は節約して暮らすことを覚悟する
などを考えています。
見直す度に「将来足りないのでは?」ということがわかっても
無理にリスク資産の割合を増やして、高いリターンを目指すつもりはありません。
一番まずいのは、「毎月○万円」で「6%くらいの利回り」を狙っていかないと間に合わない。
と焦って、金融機関などの”煽りトーク”に乗せらることだと思います。
(新興国債券、好配当を謳う投資信託など・・・)
若い人は、金融資産の損を働いて取り返せますが、
年配の方は、働いて取り返す時間が少なくなっていくので、特にご注意ください。
リスク資産の取り入れ方については、実践している方法をこれから徐々に書いていきたいと思います。