『生命保険のウラ側』は今すぐ保険の見直しができる超実践的な名著
生命保険のウラ側 (朝日新書)
![]() | 5/6に参加したコモンズ投信セミナーでこの本をいただきました。 本を手にとって、まず”帯”にシビれました。 本当は「かけ捨て定期」1本でいい! 後田さんの主張は至ってシンプルで、得も言わぬカッコ良さも感じます。 (だって、保険代理店として、仲介手数料を得ることを仕事にしているのに「終身保険も、医療保険も要らない」って、言い切っちゃったんですよ。) |
そしてプロローグには、保険漬けにされた我々日本人への、重要なメッセージや、問い掛けが込められています。
- 「本書の狙い」
- 定期保険1本に絞って保険を利用すると、保険に関する諸事から解放され
心地よく暮らせるようになります。(中略)
しかし、現実は、定期保険1本で済ませている方はまずいらっしゃいません。
やれがん保険だ、やれ医療保険だと、さまざまな保険に加入なさっています。
それはなぜなのでしょうか、そして、皆さんが信じていらっしゃる保険に
ついての概念は本当に正しいのでしょうか?
本書は、こうしたことについてさまざまな度から分析していきます。
他にもこの本には、保険商品を考える上で、とても参考になる解説が各所に散りばめられています。
・乗り合い代理店は信用できるか
・なぜ保険料が高いのか
・「サービスで勝負する」と言われても
・医療保険はいりません
・プロが入りたがる医療保険とは?
・「2人に1人ががんになる時代」と言っても・・・
・健康保険は「最強の医療保険」
・「保険は貯蓄代わり」のウソ
・子供が生まれたら「学資保険」?
・すでに入っている保険はこうしよう
・「見直し」の三つのポイント
・「保険のプロ」の加入方法を見習おう
以前読んだ『生命保険のカラクリ』は、生保業界を俯瞰できる名著ですが、『生命保険のウラ側』はとても分かりやすい説明で、「保険の見直し」に活かせる超実践的な名著だと感じました。
(「生命保険のカラクリ」を読みきれなかった人でも、この本はすんなり読めると思います。)
「保険に加入している人」「これから加入する人」は、読んでおいて損はない本ではないでしょうか。
(この内容で¥819は安すぎです!)
--------------
さて「安いかけ捨ての定期1本でいい」と言い切ってしまった後田さんの主張を信じると、生命保険はネット生保の「ライフネット生命」か「SBIアクサ生命」のどちらかの定期保険のみで良い、という結論になってしまい、保険代理店としての後田さんのお仕事がなくなってしまいます。
すると、本書の後半「有料相談の実現を」の章で
「無料相談によって、保険を売る、保険代理店というサービス業態」だけでなく
「有料相談によって、保険を売らず、ベストアドバイスを行う相談業務」を
もっと充実できないか?後田さんの模索を感じ取られます。
後田さんはTwitterでも「保険の有料相談サイト立ち上げに着手」と宣言されていますので、今後のご活躍がとても楽しみです。
確かに有料相談は、日本では馴染みがないですが、私は大賛成です!
例えば、保険代理店の無料相談に行って、仲介手数料欲しさに無駄に月1000円高い保険に加入させられ、30年支払い続けるのと(これだけで36万です)、1回1万円の有料相談に行って必要最低限の保険を紹介してもらうのでは、皆さんどちらがよいでしょうか?
私は、有料でも(2万、3万払っても)、最適な商品を紹介して欲しいです。
有料相談サービスがもっと一般に普及することで、消費者がより賢くなり、その外圧によって、保険業界が低価格で良質なサービスを提供する、そんな好循環を私も心底望んでおります!
参考URL:
・後田亨さんのブログ「生命保険の罠」
・後田亨さんの「twitter」
・「生命保険のカラクリ」を読んで「終身保険のカラクリ」が分かった
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※この本は本当にオススメなので、アフィリエイト無しのリンクも貼っておきます
生命保険のウラ側 (朝日新書)

・乗り合い代理店は信用できるか
・なぜ保険料が高いのか
・「サービスで勝負する」と言われても
・医療保険はいりません
・プロが入りたがる医療保険とは?
・「2人に1人ががんになる時代」と言っても・・・
・健康保険は「最強の医療保険」
・「保険は貯蓄代わり」のウソ
・子供が生まれたら「学資保険」?
・すでに入っている保険はこうしよう
・「見直し」の三つのポイント
・「保険のプロ」の加入方法を見習おう
以前読んだ『生命保険のカラクリ』は、生保業界を俯瞰できる名著ですが、『生命保険のウラ側』はとても分かりやすい説明で、「保険の見直し」に活かせる超実践的な名著だと感じました。
(「生命保険のカラクリ」を読みきれなかった人でも、この本はすんなり読めると思います。)
「保険に加入している人」「これから加入する人」は、読んでおいて損はない本ではないでしょうか。
(この内容で¥819は安すぎです!)
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さて「安いかけ捨ての定期1本でいい」と言い切ってしまった後田さんの主張を信じると、生命保険はネット生保の「ライフネット生命」か「SBIアクサ生命」のどちらかの定期保険のみで良い、という結論になってしまい、保険代理店としての後田さんのお仕事がなくなってしまいます。
すると、本書の後半「有料相談の実現を」の章で
「無料相談によって、保険を売る、保険代理店というサービス業態」だけでなく
「有料相談によって、保険を売らず、ベストアドバイスを行う相談業務」を
もっと充実できないか?後田さんの模索を感じ取られます。
後田さんはTwitterでも「保険の有料相談サイト立ち上げに着手」と宣言されていますので、今後のご活躍がとても楽しみです。
確かに有料相談は、日本では馴染みがないですが、私は大賛成です!
例えば、保険代理店の無料相談に行って、仲介手数料欲しさに無駄に月1000円高い保険に加入させられ、30年支払い続けるのと(これだけで36万です)、1回1万円の有料相談に行って必要最低限の保険を紹介してもらうのでは、皆さんどちらがよいでしょうか?
私は、有料でも(2万、3万払っても)、最適な商品を紹介して欲しいです。
有料相談サービスがもっと一般に普及することで、消費者がより賢くなり、その外圧によって、保険業界が低価格で良質なサービスを提供する、そんな好循環を私も心底望んでおります!
参考URL:
・後田亨さんのブログ「生命保険の罠」
・後田亨さんの「twitter」
・「生命保険のカラクリ」を読んで「終身保険のカラクリ」が分かった
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※この本は本当にオススメなので、アフィリエイト無しのリンクも貼っておきます
生命保険のウラ側 (朝日新書)
