「保険」と「貯蓄」を使い分ける
前回のエントリでは、「保険」と「貯蓄」の違いについて整理してみました。
という原則を覚えておけば、それほど大きく間違えないような気がしています。
ちなみに、私は「保険」と「貯蓄」を以下のように使い分けるつもりです。
(あくまで私の基準で考えた場合の使い分けです。)
「死亡保障」については、現在~50歳くらいまでの期間だけ定期保険に加入する予定です。
あと10数年もすれば、実践中のコツコツ積立によって貯蓄がある程度は貯まっている”予定”で、もし私が死んでも奥さんは経済的に困らないはずなので死亡保険は解約するつもりです。
「大きな病気」に対しては「民間の医療保険」ではなく「国の医療保険=健康保険」で対応するつもりです。
大病により「高額な医療費」や「収入の減少」が発生する可能性はありますが、「高額療養費制度」や「傷病手当金制度」があるため、それほど心配していません。(注意:自営業者などが加入する国民健康保険の場合、『傷病手当金制度はない』とツイッターで教えていただきました。)
ただし、大きな病気に対して「貯蓄」でまかなうには損失が大きすぎる場合を考慮して、三大疾病に特化した保険が必要か?超長期の寝たきりに対応する就業不能保険は必要か?は検討中です。
入院や病気のリスクは健康保険で対応し、限られた自己負担額については「貯蓄」で対応するつもりです。
「老後の医療費」は発生確率が高いため、「民間の医療保険」に頼ろうとするとどうしても保険料が高くなります。自分の健康によほど自信がない場合を除き、健康保険+貯蓄で対応しようと”私は”考えています。
「葬儀費用」については、保険屋さんに相談すると「300万程度は保険で確保してみては?」と薦められる場合が多いです。しかし「葬儀を保険で」には強い違和感を覚えます。
「葬儀の平均は約230万」「香典返しの平均は約90万(≒香典のプラス分)」であると、FPの置鮎さんにツイッターで教えていただきました。だとすると、葬儀は実質100万前後の支出で済んでしまうので、「貯蓄」で対応しようと思っています。
(貯蓄が心配な方は、「貯蓄」の意味合いが強い終身保険などで最低限の保障を確保してもよいかもしれません。)
以上、個人的な使い分けを紹介しましたが、ほとんどのケースにおいて「貯蓄」を優先して考えようと思っています。
新社会人になって養う家族がいないのにいきなり保険に入らされる人もいますが、「発生確率の低い死亡」に対する「保険」より、「発生確率の高い結婚、病気、老後」に備えて「貯蓄(積立)」を優先して考えてみてはいかがでしょうか。
- 「保険」は、発生確率は低いがイザ起こってしまうと経済的打撃の大きいイベントに備える
- 「貯蓄」は、発生確率が高いイベントに備える
という原則を覚えておけば、それほど大きく間違えないような気がしています。
ちなみに、私は「保険」と「貯蓄」を以下のように使い分けるつもりです。
(あくまで私の基準で考えた場合の使い分けです。)
- 「保険」で対応するもの
- 働き盛りの死亡
- 大きな病気
- 自動車事故
- 住宅火災
- 働き盛りの死亡
「死亡保障」については、現在~50歳くらいまでの期間だけ定期保険に加入する予定です。
あと10数年もすれば、実践中のコツコツ積立によって貯蓄がある程度は貯まっている”予定”で、もし私が死んでも奥さんは経済的に困らないはずなので死亡保険は解約するつもりです。
「大きな病気」に対しては「民間の医療保険」ではなく「国の医療保険=健康保険」で対応するつもりです。
大病により「高額な医療費」や「収入の減少」が発生する可能性はありますが、「高額療養費制度」や「傷病手当金制度」があるため、それほど心配していません。(注意:自営業者などが加入する国民健康保険の場合、『傷病手当金制度はない』とツイッターで教えていただきました。)
ただし、大きな病気に対して「貯蓄」でまかなうには損失が大きすぎる場合を考慮して、三大疾病に特化した保険が必要か?超長期の寝たきりに対応する就業不能保険は必要か?は検討中です。
- 「貯蓄」で対応するもの
- 結婚(済)
- 住宅・居住費
- 教育費(現在は子供なし)
- 入院・病気(自己負担分)
- 老後の医療(自己負担分)
- 老後の生活費
- 葬儀
- 結婚(済)
入院や病気のリスクは健康保険で対応し、限られた自己負担額については「貯蓄」で対応するつもりです。
「老後の医療費」は発生確率が高いため、「民間の医療保険」に頼ろうとするとどうしても保険料が高くなります。自分の健康によほど自信がない場合を除き、健康保険+貯蓄で対応しようと”私は”考えています。
「葬儀費用」については、保険屋さんに相談すると「300万程度は保険で確保してみては?」と薦められる場合が多いです。しかし「葬儀を保険で」には強い違和感を覚えます。
「葬儀の平均は約230万」「香典返しの平均は約90万(≒香典のプラス分)」であると、FPの置鮎さんにツイッターで教えていただきました。だとすると、葬儀は実質100万前後の支出で済んでしまうので、「貯蓄」で対応しようと思っています。
(貯蓄が心配な方は、「貯蓄」の意味合いが強い終身保険などで最低限の保障を確保してもよいかもしれません。)
以上、個人的な使い分けを紹介しましたが、ほとんどのケースにおいて「貯蓄」を優先して考えようと思っています。
新社会人になって養う家族がいないのにいきなり保険に入らされる人もいますが、「発生確率の低い死亡」に対する「保険」より、「発生確率の高い結婚、病気、老後」に備えて「貯蓄(積立)」を優先して考えてみてはいかがでしょうか。