マネックスが海外ETFの特定口座対応に消極的!?
2月18日(木)にマネックス証券の松本大社長にお会いしてきました。
お会いしたと言っても「松本大とここだけトーク@銀座」というマネックス証券主催の座談会です。
口座を持っているお客様の声を直接聞こうと毎月開催しており、サービスに関する要望や、その他なんでも相談室のようなものです。マネックス証券では他にも「チャット駆け込み寺」というオンラインセミナーも開催しているようで、このような直接ユーザと接する機会を設けて、声を取り入れようとする前向きな姿勢はとても好感が持てます。
さて、座談会ですが10人程度の参加で、参加者と松本社長で以下のような受け答えがありました。
私は、この座談会に出席した目的は、海外ETFの特定口座対応について考え方を聞くためでした。
お会いしたと言っても「松本大とここだけトーク@銀座」というマネックス証券主催の座談会です。
口座を持っているお客様の声を直接聞こうと毎月開催しており、サービスに関する要望や、その他なんでも相談室のようなものです。マネックス証券では他にも「チャット駆け込み寺」というオンラインセミナーも開催しているようで、このような直接ユーザと接する機会を設けて、声を取り入れようとする前向きな姿勢はとても好感が持てます。
さて、座談会ですが10人程度の参加で、参加者と松本社長で以下のような受け答えがありました。
私は、この座談会に出席した目的は、海外ETFの特定口座対応について考え方を聞くためでした。
◆Q.海外ETFの特定口座対応はユーザの要望が多いと思うが、コスト面で課題が多いのか?(私が質問)
◆A.要望はたくさんもらっており、対応したいと思っているが、しばらくは難しいと思う。
まず、証券税制がよく変わるため、海外口座もその変更に都度合わせるためには改造・維持コストがどうしても高くつく。企業なので経済的合理性の観点から、優先順位を下げざるをえない。しかし、証券税制が安定してきたら、ぜひ対応したいと思っている。
コメント:正直ショックでしたが、現在の海外ETFを購入しているユーザ数からすると
致し方ないのかなと思いました。
淡い期待を持ちつつ、特定口座に対応されないのは確定申告時にめんどくさいので
海外ETFへのリレー投資は控えるかもしれません。
◆Q.マネックス証券では年配世代への取り組みとしてどのようなサービスを考えているか?(これも私)
年配世代は銀行・証券会社・郵貯の窓口で金融機関が手数料の高い「売りたい商品」を買わされいる。方やネット証券では、ノーロードで信託報酬の安い投資信託が充実しているが、その存在を知らない年配世代も多い。ネット証券さんにはもっと頑張って年配世代を取り込んで欲しい。
◆A.年配世代にもわかりやすいページ作りを工夫していきたいと思っている
マネックス証券のホームページは見づらいとよく言われる。「ページの見やすさ・使いやすさ」を工夫していきたい。またトップページを、個人属性にあわせて年配の世代の場合は字を大きくしたり、ページのレイアウトを変更できないか?考えている。また、あまりにひどい売り方をしている金融機関がある場合は、消費者庁や金融庁にどんどん声を上げて欲しい。
◆Q.200日移動平均線を使ったトレード方法を検討している。
◆A.個人が同じトレード法を使い、勝ち続けるのは難しい。
金融機関も、そのような必勝トレード法を常に研究している。またそのようなトレード方法は世間に広まった瞬間に価値のないものとなる。そのため、金融機関の自己売買部門は、トレード手法を定期的に買えたりしている。
◆Q.ブラジルはこれからどうか?
◆A.しばらくは成長が続くと個人的に考えている。
ブラジルは、オリンピック、W杯と国際イベントも重なっており、インフラ投資に積極的であることがその理由。
と、30分程度の座談会でしたが、一番の収穫は「マネックスの海外ETFの特定口座対応はしばらくないな」ということでした。マネックスが対応するようだったら、メインの証券会社をマネックスに変えてもよいと思いましたが、引き続きSBI証券を使い続けようと思います。
しかしマネックスは他のネット証券とは違い顔の見える経営に積極的ですので、これからもユーザの要望を取り入れてどんどん改善してもらいたいと思います。
◆A.要望はたくさんもらっており、対応したいと思っているが、しばらくは難しいと思う。
まず、証券税制がよく変わるため、海外口座もその変更に都度合わせるためには改造・維持コストがどうしても高くつく。企業なので経済的合理性の観点から、優先順位を下げざるをえない。しかし、証券税制が安定してきたら、ぜひ対応したいと思っている。
コメント:正直ショックでしたが、現在の海外ETFを購入しているユーザ数からすると
致し方ないのかなと思いました。
淡い期待を持ちつつ、特定口座に対応されないのは確定申告時にめんどくさいので
海外ETFへのリレー投資は控えるかもしれません。
◆Q.マネックス証券では年配世代への取り組みとしてどのようなサービスを考えているか?(これも私)
年配世代は銀行・証券会社・郵貯の窓口で金融機関が手数料の高い「売りたい商品」を買わされいる。方やネット証券では、ノーロードで信託報酬の安い投資信託が充実しているが、その存在を知らない年配世代も多い。ネット証券さんにはもっと頑張って年配世代を取り込んで欲しい。
◆A.年配世代にもわかりやすいページ作りを工夫していきたいと思っている
マネックス証券のホームページは見づらいとよく言われる。「ページの見やすさ・使いやすさ」を工夫していきたい。またトップページを、個人属性にあわせて年配の世代の場合は字を大きくしたり、ページのレイアウトを変更できないか?考えている。また、あまりにひどい売り方をしている金融機関がある場合は、消費者庁や金融庁にどんどん声を上げて欲しい。
◆Q.200日移動平均線を使ったトレード方法を検討している。
◆A.個人が同じトレード法を使い、勝ち続けるのは難しい。
金融機関も、そのような必勝トレード法を常に研究している。またそのようなトレード方法は世間に広まった瞬間に価値のないものとなる。そのため、金融機関の自己売買部門は、トレード手法を定期的に買えたりしている。
◆Q.ブラジルはこれからどうか?
◆A.しばらくは成長が続くと個人的に考えている。
ブラジルは、オリンピック、W杯と国際イベントも重なっており、インフラ投資に積極的であることがその理由。
と、30分程度の座談会でしたが、一番の収穫は「マネックスの海外ETFの特定口座対応はしばらくないな」ということでした。マネックスが対応するようだったら、メインの証券会社をマネックスに変えてもよいと思いましたが、引き続きSBI証券を使い続けようと思います。
しかしマネックスは他のネット証券とは違い顔の見える経営に積極的ですので、これからもユーザの要望を取り入れてどんどん改善してもらいたいと思います。