FPの皆さんとライフネット生命出口さんを訪問
9/24(金)は会社がお休みだったので、京都から来ていたFPの伊藤さんをエスコートして(?)、「ライフネット生命さん」と「日経マネーナイト」に一緒に行ってきました。
さて、同行された方はこんな方々・・・
FP伊藤さん、不動産鑑定士兼FPの置鮎さんとは初対面でしたが、ツイッターで交流させてもらっていたので、会ってすぐ打ち解けられました(ツイッターって本当に面白い!)置鮎さんの不動産トークももっと聞いてみたかったですが、それはまた次回のお楽しみ。ということで…。

ライフネット生命さんでは、皆さんと一緒に社長の出口さんのお話を「ソクラテス」という会議室で聞きました。お話は予定を大幅にオーバーして約2時間となり、FPの皆さんと有意義な意見交換ができました。
出口さんのお話を聞いていていつも驚くのは・・・
さて、同行された方はこんな方々・・・
FP伊藤さん、不動産鑑定士兼FPの置鮎さんとは初対面でしたが、ツイッターで交流させてもらっていたので、会ってすぐ打ち解けられました(ツイッターって本当に面白い!)置鮎さんの不動産トークももっと聞いてみたかったですが、それはまた次回のお楽しみ。ということで…。

ライフネット生命さんでは、皆さんと一緒に社長の出口さんのお話を「ソクラテス」という会議室で聞きました。お話は予定を大幅にオーバーして約2時間となり、FPの皆さんと有意義な意見交換ができました。
出口さんのお話を聞いていていつも驚くのは・・・
正確な数字や固有名詞がポンポン出てくることです。蓄積できる情報量と年齢は関係がないことをいつも感じさせられます。(それにしても圧倒的な情報量にいつも感服させられます…)そして出口さんは同じような質問を頻繁に受けていると思うのですが、我々の質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただくその姿勢にはいつも感心してしまいます。あの姿勢は社会人として本当に見習うべきところが多いです。
また、伊藤さんの保険トークは初めて聞きましたが、ブログ・ツイッター以上に熱い話が聞けました。乗合の保険販売を長くされていますが、お客さんの話を聞いて本当に必要な保険しか売らないプロの姿勢がビシビシ感じられて、信頼できる保険のプロがまた一人増えました。
出口さんは本を2冊も執筆中にもかかわらず、貴重なお時間をいただきありがとうございました!秘書のKさんにもいつもご対応いただき感謝です。
追記:
出口さん・花輪さん(二人とも我が三重県出身!)には「四日市市民文化会館」で講演をしていただく確約をいただきました。いつになるか分からりませんが、必ず実現すべく密かに企画を温めだしました。
以下、自分用の議事録ですが、ご興味のある方はご覧ください。
出口さん:
伊藤さん:
おまけ:
お昼は、ライフネット生命伊藤さんの半蔵門ランチマップを参考に、半蔵門のイタリアンレストラン「エノテカドォーロ」でランチしました。お店の雰囲気も良く、京都出身のお姉さんの笑顔もステキで、何よりゴルゴンゾーラチーズのピザがハンパなく美味しかったです。次は別のお店にもチャレンジします。
また、伊藤さんの保険トークは初めて聞きましたが、ブログ・ツイッター以上に熱い話が聞けました。乗合の保険販売を長くされていますが、お客さんの話を聞いて本当に必要な保険しか売らないプロの姿勢がビシビシ感じられて、信頼できる保険のプロがまた一人増えました。
出口さんは本を2冊も執筆中にもかかわらず、貴重なお時間をいただきありがとうございました!秘書のKさんにもいつもご対応いただき感謝です。
追記:
出口さん・花輪さん(二人とも我が三重県出身!)には「四日市市民文化会館」で講演をしていただく確約をいただきました。いつになるか分からりませんが、必ず実現すべく密かに企画を温めだしました。
以下、自分用の議事録ですが、ご興味のある方はご覧ください。
出口さん:
- 日本は10年間で15%も平均所得は下がっている。製造業をベースに日本経済を考えると、これからも給料は下がっていくと思う。なぜなら新興国の製造業のコストはまだまだ低く、先進国はそれと競争するため下げざるを得ないから。
- ライフネットは苦情を”全て”幹部会議で共有して、どうしたらそのような苦情がなくなるか議論している。そのおかげで「契約者が増えても苦情の数は増えていない」=苦情率は下がっている。またライフネットは「お褒めの言葉」意外をすべて苦情として扱っている。
- 「保険会社は保険金を支払うことが仕事」ネット生保はセールスマンがいないから保険金の支払いが不便じゃないか?と思われるが、支払いの請求を電話で受けると、すぐに支払いの専門部署が電話対応をする。保険金の支払いは平均約3日。
- 就業不能保険は「定額・長期・高レバレッジ」の良い保険だと自負しているが、認知が低いのが悩みのタネ。どうしたらもっと理解されるか?(アメリカの加入率は約29%。リスクは十分認知されている)
- ディサビリティの基本は安心して治療してもらうこと。保障に期限がある医療保険だと、無理して働いてしまって、また悪化させてしまう人もいる。
- 就業不能保険が”うつ病”に対応できなかったのは、金融庁からの宿題(①うつは急増しているが今後の見通し②モラルハザードリスクへの対応)が解けなかったから。
- うつに対応して保険料をうんと高くするか、うつに対応せず保険料を安くするか、後者を選択した。
- なぜBグループ保険(=会社が団体で加入する生命保険)はあんなに安いのか?それはグループ保険が日本団体生命以外の保険会社に導入を許可された際、弱者優遇策として当時の大蔵省が保険業界6位以下の保険会社のみに販売を許可した。大手5社(日生・第一・住友・明治・朝日)がそれに怒って儲けられないような商品にしようと妨害した。具体的にはグループ保険は営業コストが低いからと理屈をこねて、付加保険料をうんと安くして儲からない商品設計にさせてしまった。ところが後から大手5社も参入して儲からないから苦労している。
- 保険料控除枠が拡大されたのは昭和30年代。国が国民に住宅を作ってもらうために住宅公団を作ったがお金がなかった。生保に出資させたかったため、所得税の税制優遇策とバーターで導入された。国の制度はかならず背景があって、その歴史が面白い。
- ライフネットはネットで保険を売るというという初めての事を始めようとした。そのため中田華寿子をマーケティングの責任者とした。彼女は日本スタバを立ち上げた「日本で無かったものをBtoCで売った経験があるプロ」だったから。
- マーケティングの10人はみんな保険の素人だった。保険を普通の商材と同じように消費者目線で議論した。ただ、保険経理人、常勤監査役は保険業界の超ベテランを登用している。
- ライフネットはアフィリエイトやネット広告経由の加入が2割弱。本の出版や講演活動によって、指名買いが多い。ネット企業としては珍しい。ライフネットの事例はマーケティングの会社からも注目されている。
- 本当は他の業態ともどんどん提携したいが、保険業法に抵触するので、コンプライアンスを守ると言っている以上、慎重になっている
伊藤さん:
- 就業不能補償は必要性を伝えるのが難しい。マニュアル化された乗合代理店では、死亡保障→医療保障→ガン保障の順に必要であることを訴求している傾向が強い。参考:http://bit.ly/9p35DY
- 一定期間の就業不能保障は「日立キャピタル損害」、5~10年などの一定期間を超える就業不能保障が必要な場合は「ライフネット生命」を勧めている。
おまけ:
お昼は、ライフネット生命伊藤さんの半蔵門ランチマップを参考に、半蔵門のイタリアンレストラン「エノテカドォーロ」でランチしました。お店の雰囲気も良く、京都出身のお姉さんの笑顔もステキで、何よりゴルゴンゾーラチーズのピザがハンパなく美味しかったです。次は別のお店にもチャレンジします。
